いいえ、この「65%」という数字はこれから産まれてくる赤ちゃんが、今はまだない職業につく確率だそうです。
10年前の日本
いま小学生の人気の職業のひとつに「youtuber」という職業があります。しかし10年前に「youtuber」を職業として認知している人は、どれほどいたでしょうか?
スマートフォンですら10年前の日本にはそれほど普及していなかったはずです。
AI
超少子高齢化社会の日本では、生活や仕事のAI化が進み人間が関わらなくても生活できる便利な時代がすぐやってきます。
そして便利になる一方で、仕事はAIに奪われてしまう時代が迫っています。
考える力を鍛える
10年前から今、そして10年後にはもっと世の中が急激に変化していきます。
「右に倣え」をしていれば生きていける時代ではなくなっていくのです。
2020年からの教育改革は、まさに知識を詰め込めばいい時代からの脱却で知識を活用していくための教育になっています。
正しい勉強法を身につける
勉強の間違ったやり方をして成功できる人はいません。
例えば、独学で努力と根性や忍耐力で勉強することは、すばらしいことです。
ただ勉強において大切なのはスピードです。
先生に聞けばいいものを、自分で調べていたら時間の無駄
「どこが試験にでるのだろうか?」と自分で試行錯誤するよりも「ここが試験にでます」と先生に言ってもらった方が早いのです。
その道のプロに聞け
すでにその道のプロフェッショナルがいるのですから、間違ったやり方を続けるより最初に正しいやり方を知り、そこから努力していくことが正しい勉強法なのです。
成長する人がもっているマインド
成功する人に共通して持ち合わせていることが2つあります。
ひとつは素直であること。もうひとつは向上心があること。
この2つを持っている人は総じて成長していくスピードが速いです。
素直なこと
誰もができることです。人の言うことを聞く。
問題の答えは正解が決まっているので誰でも受け入れます。
しかし勉強の仕方は自分はこうしたいというスタイルを崩したくない生徒さんもいます。
しかし勉強のプロフェッショナルが採用している勉強法に間違いはありません。
まずは、素直に受け入れ実行する気持ちをもちましょう。
向上心があること
「自分なんてどうせ無理。」「面倒くさい。」「行ける高校に行ければいいです。」「どうして一生使わないことを勉強しなければいけないの?」
ネガティブな言葉は成長することを邪魔します。自分自身がドリームキラーになってしまうのです。
国語の読解問題
AIに漢字や文法のデータを入力すると寸分違わぬ答えが返ってくるはずです。
しかし、人の気持ちを読み解く・情景を思い浮かべるなどの考える力は、今はまだ人間の方が優れています。
論理的思考
国語の読解問題は論理的思考を必要とします。国語の勉強法は答えが合っていればいいわけではありません。(テストは答えが合っていることが大事です。)
どうしてその答えになったのか、その論理的思考が大事なのです。
読書
日本人は一か月で何冊の本を読むのかを調査(20歳以上対象)した結果は実に0.6冊という数字でした。深刻な活字離れです。
本を読むことのメリット
⓵読解力②思考力③表現力④想像力⑤創造力⑥語彙力が付くと言われています。
成功者は皆、本を読んでいる
成功者と言われる人たちの中で、お金がなくて昔は学校に通えなかった人もいます。
しかし、勉強はしていました。成功したと言われる人は本を読んで勉強していたのです。
知識を活かす力
塾に通うお子さまの目的は、成績アップ、志望校合格、学校の授業の補完、等々だと思います。
全てに共通していえるのは、知識を蓄える勉強ではなく、知識を活かす勉強ほど効果が高いという事です。
アウトプット7:インプット3
ノートに要点をひたすらまとめるという勉強をしているお子さまもいると思います。
しかし、勉強のやり方としては減点です。
覚えてから、解いてみるという演習に時間を使った方が、断然問題を解く力が付き、記憶にも残ります。
一度解いただけではダメ
ある生徒が言いました。「先生、ここの単元はもうやりました。」ですが、本当にすべてを一回で覚えられるでしょうか?
一度解いただけではなく、時間をおいてまた解いてみる、それが復習です。学んだことを長期的記憶に変えていく、それが無駄のない勉強法です。
終了ではなく修了
この問題を解いたことがあるということと、その問題、単元が分かるようになったということは違います。人間は忘れる生き物なのです。
お子さまには枝葉ではなく、根本を理解してその単元を修了し、次に進んでいただきたいと思います。
私から皆様へ
問題の答えはひとつですが、勉強のやり方はひとつではありません。
一人ひとりにあった学びの支えになっていけるように、指導していきたいと思います。
最後に
出来ない問題ができるようになった、勉強の習慣がついた、成績が上がった
そんなうれしいご報告をいただきます。
学力向上の手助けをさせていただくと共に、塾で経験したことが少しでも、自分で未来を切り開く力のきっかけになってもらえればと思います。