【中学2年生】多項式

【中学2年生】多項式

単項式の考え方はわかりましたか?
次のステップの多項式とは、単項式が複数ある式のことです。
一言でいってしまえばこうですが、細かいところもあるので実際の式を見ながら理解していきましょう。

 【ab²+a²b²】という文字式

この文字式は、ab²だけであれば、これは単項式です。
同じくa²b²だけであっても単項式となります。

しかし、二つの単項式が足されていることで、一つの文字式が作られています。
このように、複数の単項式を使った文字式のことを多項式と言います。

多項式の次数

多項式でも次数があります。文字がたくさん使われている多項式の次数はどうやって判断すればいいのでしょうか?

とりあえず式にある文字全部の数を数えて足そう!ではないので注意が必要です。

多項式の次数の調べ方

多項式では、それぞれの項(単項式)の次数を比べて、その中で一番大きな次数が代表して多項式の次数となります。

先程の例の多項式には【ab²】という項と【a²b²】という項の二つがありました。

それぞれの項の次数は【ab²の次数が3】【a²b²の次数が4】です。

この次数を比べると大きいのは【a²b²の次数4】なので、この次数が多項式の次数となります。

なので、【ab²+a²b²の次数は4】ということになります。

次数を考えてみよう

【ab+a²b⁴+c⁷】という文字式の次数はいくつでしょうか?

・・・・わかりましたか?

まずab、a²b⁴、c⁷という3つの項があるので、【多項式】という性質が与えられます。

多項式の次数の見つけ方はそれぞれの項の次数を比べること。
そうすると、z⁷の次数7が一番大きな次数であることがわかるので、この多項式の「次数は7」となります。

まとめ

これらを覚えておけば、単項式が集まった多項式の考え方はばっちりです!

また、次数が1の式を1次式、次数が2の式を2次式というので覚えておきましょう!

Follow me!

個別指導塾で志望校合格を本気で叶えられるのはマナラボです。

【中学2年生】多項式
個別進学教室マナラボでは受験情報や教育情報を適切なタイミングでわかりやすく提供し生徒と保護者の不安や疑問にしっかりと応えます。