小学校高学年に読ませたい「読書が好きになる本」を塾の先生たちが選んで紹介します
怪人十二面相
- 著:江戸川乱歩
- 絵:庭
- 出版社:講談社 青い鳥文庫
あらすじ
犯行を事前に予告したうえで狙ったものを次々と見事に奪い去る「怪人二十面相」が、今度は国立博物館所蔵の美術品を盗むと知らせてきた!
何しろ二十の顔を持つ変装の天才で、どんな人物にもなりすまして相手をだます恐るべき盗賊だ。
もはや頼れるのは日本一の名探偵明智小五郎をおいて他にない。
小林少年をはじめとする少年探偵団とともに、悪を相手の真剣勝負が始まった!
おすすめポイント
テレビや映画でも有名な怪盗二十面相。
二十の顔を持つ変装の天才は年齢性別に関係なく、どんな人間にでもなりすますことができる。
本当の顔を誰も見たことがないために怪人二十面相と呼ばれ、宝石などの高価で美しいものばかりを盗み、警察でさえも捕まえることができず世間を騒がせていた。
そんな中、日本一の名探偵である明智小五郎とその助手をつとめる小林少年および少年探偵団が活躍し、怪盗と探偵の戦いが始まります。
ストーリー構成がとてもおもしろく、大人になって読んでみて非常に良い作品であると感じ、子供のころにこの本と出会えていたらどう感じたのだろうと思える作品でした。
この本は小学校高学年向けに作られており、次々といろんな展開が起こっていくことから常にわくわくしながら読み進めていくことができます。
もし本屋さんで見かけたら是非読んでみてください!