私立入試についても事前に調べておこう
受験予定校の入試形式を調べる
公立高校に比べると、私立高校の方がさらに学校ごとに特色のある校風をもち、入試の形式も学校ごとに異なります。
千葉県内の私立高校は、推薦入試が中心の前期入試と、一般入試が中心の後期入試に分けて試験を行うところが多いですが、試験日も学校によって異なりますし、試験科目・出題範囲も学校独自に設定されます。
また、越境して他都県の私立高校を受験する場合、試験日程が大幅に異なることもあります。出願を検討する際には、そのことも念頭に置きましょう。
内申対策は前々から
千葉県の私立高校は入試において推薦制度を持っているところが少なくありません。その中でも、中学校からの推薦を受けられると、合格率はかなり高くなることがほとんどです。
私立高校の推薦は、たいていが内申点による基準を設けています。その他に出席日数などの規定がある場合もありますが、普通科の入試の場合はまず内申点をクリアしていれば推薦がもらえると考えて良いでしょう。
私立高校は、千葉県の公立高校と違い、基準にする内申点は3年時の成績のもののみのことがほとんどです。ですので、1年生・2年生の時の内申があまりふるわなかった人でも、挽回できるチャンスでもあります。
ただ、各校の推薦の基準が正式に出るのは、秋も近くなってからです。それまでには、3年生の前半の試験はだいたい終わっているところがほとんどになります。
気になっている学校については、昨年までの推薦基準などを参考にして、どの程度の内申を持っていれば推薦がもらえるのかをチェックしておきましょう。あと1~2ポイント足りないような場合には、加算点になり得る検定を受けたり、上げられそうな教科に的を絞って内申を上げるなどの対策をとる必要があります。