見取り算を大切にしよう

平均して2ヵ月に1度の検定を受けていくと、最初のうちはどんどん級が進んでいきます。

お子さまによっては、最初のうちは飛び級ができるくらいに進みが早い子もいますし、「合格」をもらえるのは嬉しいことなので、先へ先へと気が逸るのは当然のことともいえます。早く次へ、もっと先へ。その向上心と好奇心は大切にすべきものです。

そして、いずれ級が上がってくると、まだ学校で習っていなくても、掛け算や割り算を扱うようになります。そろばんでの掛け算・割り算の計算は、掛け算の九九+見取り算で演算することになります。

実はその際に、掛け算の九九ではなく、見取り算があやふやになってしまうために、進みが遅くなってしまうお子さまが、少なからずいらっしゃいます。

見取り算だけをやっているときには、多少指使いが間違っていても、何とかなってしまうことがあります。ですが、桁数の多い掛け算・割り算になると誤魔化しがききません。しかも、どんどん速さを求められるようになっていきますので、見取り算がしっかりできていないと時間内に解き終わらないという事態になったりもします。

後でつまずくことを防ぐためにも、特に2桁の見取り算をするようになったら、一層丁寧に、間違いなくできるように練習していきましょう。それが、後々になってからの上達に深く関わってきます。見取り算ができるようになることが、そろばんの計算全ての根幹にあります。

確実にできるようになってから、進んでいきましょう。