かけ算・わり算の練習

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そろばんを始めて、だいたい1年くらいすると、計算の中にかけ算やわり算が出てくるようになります。

小学校3年生以上になってからそろばんを始めた場合、たいていはそろばんで教わるよりも先にかけ算・わり算のやり方を知っています。学校での計算問題が得意だったか不得意だったかは別にして、そろばんでかけ算やわり算のやり方を習っても、それは「すでに知っている計算の、新しいやり方」です。そろばんに慣れていくにつれて、どんどん速く計算できるようになっていったら、計算問題そのものが得意になっていくことも少なくないでしょう。

それに対して、小学校2年生よりも早い時期にそろばんを始めた場合、かけ算・わり算に出会うのはそろばんが初めて、ということも多くあります。そろばんでは学校と違って、計算の意味を深く教えることはしませんので(どんな時に使う計算なのかの説明等はしますが)どちらかというと、ゲームのようにやり方を覚えていくことになります。

保護者の方から見ると、意味が分かっていないのにやり方ばかりを先に覚えて大丈夫なのかと心配になることもあるようです。ですが、身に付けた計算方法は、後になってから意味を説明されても無駄になったりはしません。むしろ、あれこれと考え込む前に、技として身に付けた計算の手法が役に立つようになります。意味が解らないまま進んでいくように見えても、正しい答えが出せるようになっているならば、そのまま見守っていただけると幸いです。

そろばんの進度と学校の進度がちょうど重なってしまうこともあります。上で述べたように、学校で意味から教える計算のやり方と、そろばんで習う計算のやり方とはかなり違うところがあります。同じ名前の計算法に対して、一度に二つのアプローチを覚えろというのは、小さなお子様にはまだ難しいこともあります。お子様が混乱しているようなときには、どちらかが間違っていてどちらかが正しいのではなく、どちらも正しいやり方であること、状況に応じてそれらを使い分けられるようになっていくのが望ましいことを保護者の方からもお子様に伝えてあげてください。