
くいしんぼうのはなこさん
- 作:いしい ももこ
- 絵:なかたに ちよこ
- 出版社: 福音館書店
あらすじ
はなこは、とてもわがままな子牛でした。ごちそうばかり食べてむくむく大きくなり、山の牧場でも子牛どうしの戦いに勝ち抜いて、いちばんつよい子牛になりました。すると、はなこはますますいばりだし、ある日、お百姓がおいもとかぼちゃを山ほど車に積んで持ってくると、ひとりでほとんど食べつくしてしまいました。ところが、翌朝、からだがアドバルーンのようにふくらんで、たいへんなことに……。のどかな牧場のお話です。
おすすめポイント
今回ご紹介するお話の主人公は、「はなこさん」。人ではなく、子牛です。 はなこさんの性格は、ちょっと…いや、とても、わがままです。毎日毎日、好きなものばかり食べて過ごしてきました。それを見かねた飼い主が、ある日、はなこさんを山の牧場まで連れて行きます。飼い主が、「おおぜいのともだちと つきあって、すこしは わがままも なおるだろう」と喜んでいた矢先に起こったこととは…。 兄弟や姉妹がいるお子さまが少なくなった近年、「分け合うことで感じる喜び」や「集団の中で振る舞うルール」を身につける機会は昔より少なくなっているのかもしれません。このお話には、そうしたことに気づいてもらうきっかけが織り込まれているように思います。
読書のメリットとは?お子様に読書が必要なわけ!!

子どもが読書好きになると、どういった効果があるのでしょうか。
文字を読むことで語彙(ごい)力がつき、想像力や知識も向上します。
他にも国語力も自然につくなど、読書にはさまざまな効果があります。
ぜひお子さまに読書の習性をつけてあげましょう。
読書がお子様に与える影響

本の中には色々なワールドワイドな世界が広がっています。
読んでいる間はその中に入って、自分で想像しながら読みすすんでいくもの。
普段とは違う世界をたくさん経験することで、想像力が養われます。
その上文章を読んで中身を理解する力がつくと、全ての教科勉強の基礎となる国語力をつける事が可能になります。
分析的な思考力が身につき、文章を記述する能力もアップします。
他にも集中力がつく、ストレスが軽減される、コミュニケーション力の向上などが見込まれます。
本を読む事で作者の考え方やいろいろな表現を知る事ができ、自分の世界観を広げるきっかけに。
読書が好きなお子さまは本からたくさんの知識を得る事で、自らの頭で考える習性を身につけているそうです。
小さいうちからの読書習慣は、社会で働くうえでも大きな影響があると言えるでしょう。
1日の読書時間はどのくらい?
国立青少年教育振興機構では、子どもの読書活動と影響・効果に関連するリサーチを2015年に実施しています。
それをもとに、就学前〜中学生の1日にあてる読書時間と勉強の関係を見てみると、次のことがわかりました。
高得点〜平均点が取れる子どもの読書時間は、1日30〜60分未満が多いという結果に。
次に多いのは1日15〜30分未満、その次が0〜15分未満でした。
意外にも1日2〜3時間未満を読書にあてているお子様は、30分未満の子どもより少ないようです。
1日の読書時間が多ければ良いというものではなく、適切な時間があることがわかります。
1日30〜60分程度の読書時間を習慣づける事が、習得とのバランスを取るうえでも大切。
その子にあわせて続けやすい時の長さからはじめてみることが肝心なのかもしれません。
読書嫌いなお子さまへの読書の取り組み方
読書嫌いなお子さまのため
・普段から本を手に取りやすい環境を作る
・いつもの質問を、本を通して調べるように促す
・読み聞かせをする
親が読書をする本がいつでも手に取れる環境を作ってあげる事で、まずは本に興味を持たせてあげましょう。
肝心なのは、無理やり読ませないこと。
年齢にあわせて読みやすさを考えて選び、お子さま自身から読みたいと思う事が大切です。
また、普段の生活で子どもは親に質問をしてくることが多いもの。
その質問にすべて答えるのではなく、子どもが自らで考えたり調べたりするように促してみてください。
「この本を読んでみたらどうかな?」と導くと、自発的に読むきっかけになります。
小さい頃から父母が読み聞かせをするというのも方法のひとつ。
絵本ならお子様から「読んで」と持ってくるはずです。
気に入れば自分で引っ張りだして読むようになるので、就学前のお子さまにおすすめ。
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