未来は僕らの手の中
私立高校の入試の時期です。もうすで に、私立高校の入試を済ませたという中学3年生もいるかと思います。
これから受験するという中学3年生はさぞかし緊張していることでしょう。家庭内でも家族に受験生がいるとソワソワしてしまいますね。
受験がこれからというご家庭に、受験前日の過ごし方をお伝えします。
目次
受験前日にやるべきこと①
リラックス
リラックスして普段通り過ごすことです。受験前日は、勉強してもなかなか頭に入らないという意見が多かったです。そのため、息抜き・気分転換・体調を整えるの3点を意識して、受験前日を過ごすことをおすすめします。
受験前日は、体調やペースを崩さないよう注意しながら、リラックスしていつも通り過ごすことをお薦めします。
受験前日にやるべきこと②
ポイントを絞って勉強する
受験前日は、緊張感や非日常感が高まり勉強しても頭に入りにくい人が多いです。
とはいえ、勉強しておかないと心配な人もいるでしょう。その場合は、無理に勉強しないでおくより、気持ちよく勉強をしましょう。
特におすすめは、社会や理科などの暗記系科目の要点や苦手な部分の復習、これまで使ってきた参考書の大事な部分や自分で作ったまとめノートの見直しなどの勉強です。
やみくもにこれまでやったことのない難しい問題を解くのではなく、ポイントをしぼって勉強するようにしましょう。
ポイントをしぼって勉強しようと、参考書を開いても集中できず頭に入らないこともあります。
そのときはスパッと諦めて、これまで勉強してきた日々を信じてリラックスして過ごしましょう。頭に入らない中、無理に勉強しても自信を失うだけなので注意してください。
受験前日にやるべきこと③
食事と睡眠はしっかり取る
受験前日の夜は、しっかり食事をして、しっかり睡眠を取りましょう。
前日の食事に注意したいのは、生物や脂っこいモノは避けることです。食あたりや胃もたれによって、受験当日に実力が発揮できなかれば元も子もありません。
睡眠時間は、これまでの自分の生活を振り返って、自分の頭が働きやすいと思う時間を確保するようにしましょう。
未来は手の中
手の中に込められた期待・感情
何か一生懸命なことをしていたときに訪れる感情は、それは人の弱さなのか、未来への期待なのか、どんな未来が待っているのだろうか?
成功への道は自分で切り開いてゆくものです。
受験という、壁を乗り越えた先には未来がきっとある。
個別進学教室マナラボは、受験生を応援します!
勉強のコツをつかむためには
勉強は要領よく、コツをつかめばできるようになるとはよく言われます。しかし、それを工夫しながらお子さまが自分で見つけるのは大変です。
勉強のコツを教わり、それを身に付けるための勉強を自分でするのが、効率よく勉強ができるようになる近道です。
一日の勉強時間はどのくらい?
中学生の平均勉強時間(平日)
【質問】学校の授業時間以外に,普段(月~金曜日),1日当たりどれくらいの時間,勉強をしますか?
勉強時間 | 割合 | 累積割合 |
3時間以上 | 10.2 | 10.2 |
2時間以上3時間未満 | 25.3 35.5 | 35.5 |
1時間以上2時間未満 | 34.2 | 69.7 |
30分以上1時間未満 | 17.2 | 86.9 |
30分未満 | 8.2 | 95.1 |
まったくしない | 4.8 | 99.9 |
出典:文部科学省「平成29年度全国学力・学習状況調査(生徒質問紙)」
累積割合が100%とならないのは未回答があるため
3時間以上という人が10.2%。10人に1人(30人学級ならクラスで3人)は平日に一日平均3時間勉強しているということです。
2時間以上3時間未満が25.3%なので4人に1人ぐらい。
2時間以上ということだと35.5%、3人に1人以上となります。 塾に通っていると、これぐらいはあたり前かもしれませんが、塾に通っていないで自宅で独学のみだと、ここまで勉強するのは大変かもしれません。
部活で忙しい人の場合、週末にまとめて勉強するというパターンもあるかもしれません。そこで、休日の一日平均勉強時間も調べてみました。
中学生の平均勉強時間(休日)
勉強時間 | 割合 | 累積割合 |
4時間以上 | 6.1 | 6.1 |
3時間以上4時間未満 | 12.3 | 18.4 |
2時間以上3時間未満 | 24.1 | 42.5 |
1時間以上2時間未満 | 27.4 | 69.9 |
1時間未満 | 20.1 | 90.0 |
まったくしない | 9.8 | 99.8+ |
出典:文部科学省「平成26年度全国学力・学習状況調査(生徒質問紙)」
累積割合が100%とならないのは未回答があるため
4時間以上という人が6.2%。 一日平均なので土日で8時間以上という計算になります。
3時間以上4時間未満の人が12.3%。ここまでであわせて18.4%なので、およそ5~6人に1人が3時間以上(土日で6時間以上)勉強していることになります。
ちなみに、「まったくしない」という人の割合は平日が4.8%、休日で9.8%。 やはり学校以外では勉強していないという人はかなりの少数派のようです。
つづいて小学生も見てみましょう。
小学6年生の平均勉強時間(平日)
勉強時間 | 割合 |
4時間以上 | 11.5 |
3時間以上4時間未満 | 14.7 |
2時間以上3時間未満 | 36.0 |
1時間以上2時間未満 | 25.0 |
1時間未満 | 9.4 |
まったくしない | 3.2 |
出典:文部科学省「平成26年度全国学力・学習状況調査(生徒質問紙)」
累積割合が100%とならないのは未回答があるため
5人に3人以上が平日、毎日2時間以上勉強しています。
小学6年生の平均勉強時間(休日)
勉強時間 | 割合 |
4時間以上 | 6.7 |
3時間以上4時間未満 | 5.2 |
2時間以上3時間未満 | 12.6 |
1時間以上2時間未満 | 31.7 |
1時間未満 | 33.1 |
まったくしない | 10.5 |
出典:文部科学省「平成26年度全国学力・学習状況調査(生徒質問紙)」
累積割合が100%とならないのは未回答があるため
4人に1人が、土日に4時間以上勉強しています。
予想よりも多いと思った方が多いのではありませんか?
では、どうやって勉強時間を確保していけばいいのでしょうか?
時間はたくさんあるはずなのに、だらだらしてしまってはかどらない、というようなことがよく起きます。
学年別学習目的
学年や目標によって目的は変わってきます。目的例を見てみましょう。
●中学3年生における目的の例
・志望校の出題傾向に合わせた予想問題や過去問を解きたい、又は、解説を受けたい
・模試を受けて現在の合格率を把握したり本番の雰囲気に慣れたい
・苦手な科目でも最低限のラインまで点数を出せるようにしたい
●中学1年生・2年生における目的の例
・1学期、2学期の復習をしたい、又は、3学期の予習をしたい
・学年末試験(後期期末テスト)に備えたい
・まわりよりも一足早く受験対策を始めたい
●小学生、中学受験の対策
・難関私立中学の出題傾向に合わせた対策をしたい
・公立中高一貫校の適性検査対策をしたい
・正月も集中できる環境で勉強したい
●小学校の授業の予習・補習・復習
・3学期、新学年の授業内容を先取りして学びたい
・1学期、2学期の授業内容を復習したい
・冬休みのうちに苦手な科目を克服したい
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