【国語】 ※追記 2021年東京都立高校受験 入試問題分析と対策

【国語】 ※追記 2021年東京都立高校受験 入試問題分析と対策

試験概要

試験時間が50分、100点満点、問題は全部で25問。漢字の読み書きと論理的文章の読後作文以外はすべて選択問題となっており、問題の難易度も標準的です。ただし、大問の文章のほかにも選択肢の文章量も多いため、時間配分には気をつけなければなりません。

過去6年の平均点

令和2年度 81.1点

平成31年度 71.0点

平成30年度 65.9点

平成29年度 69.5点

平成28年度 73.9点

平成27年度 65.6点

国語の平均点の傾向

国語の平均点について、平成28年度からマークシート方式が導入されたことにより、以降の平均点は70点前後と比較的点数が取りやすくなっています。
令和2年度は昨年より平均点がさらに10点上がっています。
漢字の読み書き及び文学的文章の読解問題において昨年よりも正答率が高く、全体的に平均点が上がった結果となっています。
文章問題で正答率の低い問題はあったものの、全体的に難易度は易しめになっている傾向があるため、令和3年度の入試では難易度が上がる可能性も考えておいた方が良いかもしれません。

国語の出題傾向

大きく大問は5つに別れており、大問1、2は漢字の読み書き、大問3は小説などの文学的文章の読解、大問4は論説文といった説明的文章の読解、大問5は古典を含む解説文のような流れで例年出題されている。

1. 漢字の読み

2. 漢字の書き

3. 文学的文章の読解問題

4. 説明的文章の読解問題

5. 古典と現代文の融合問題

【国語】 ※追記 2021年東京都立高校受験 入試問題分析と対策

また、平成31年度及び令和2年度の国語の得点分布は次のようになっています。

【国語】 ※追記 2021年東京都立高校受験 入試問題分析と対策
東京都教育委員会 平成31年度 東京都立高等学校入学者選抜学力検査結果に関する調査報告書より抜粋
【国語】 ※追記 2021年東京都立高校受験 入試問題分析と対策
東京都教育委員会 令和2年度 東京都立高等学校入学者選抜学力検査結果に関する調査報告書より抜粋

これらを参考に、各問題に対する対策を考えていきます。

大問ごとの対策

大問1、2 漢字の読み書き 合計20点

大問1と2は漢字の読み書きの問題。例年読みと書きが5問ずつ、音読みと訓読みの両方からバランスよく出題されています。
正答率は大問1、2ともに80%以上と比較的高く、逆に落としてしまうと点数は周りに差をつけられてしまいます。

漢字の書きが苦手な方は少なくないと思いますが、過去問を見てみると、都立入試の漢字は漢検8級~5級程度の一般的に使われるような漢字の出題しかありません。
今漢字が書けなくてもあきらめずに、しっかり復習しておくことをオススメします。

大問3 文学的文章の読解問題 合計25点

大問3は文学的文章の読解問題。ここでは小説が例年出題されています。
主人公の家族などが登場する場面が多く、人間関係をしっかり読み取ることができるようにしておきましょう。

幼いころから物語などの小説(※漫画のような会話文のみで構成された本以外)を読んでいる方は、登場人物の心情や様子、性格など簡単に読み取ることができるのではないかと思います。
しかし、文字を読むのに慣れていない方は表現に関する問題など難しく感じてしまうことでしょう。
そんな方は問題をしっかり読み、本文中から根拠となるポイントをしっかりおさえられる練習をしておきましょう。
また、比喩や倒置法などの表現技法や、表現に関する言葉の意味や書き方を覚えておくのも良いでしょう。

大問4 説明的文章の読解問題 合計30点

大問4は説明的文章の読解問題。ここでは例年論説文および自分の意見を200字で描く作文問題が出題されています。

まず論説文の問題に関して、大問3の小説のような物語と違い説明的な文章になっていますので、本を読むのが得意な方でないと、さらに分からなくなってしまうのではないでしょうか。
そんなときどうすればいいのか?最初に本文に目がいきがちになると思いますが、本文ではなく、まず問題文を読んでください。
問題をまず読んで問われていることに対して重要なポイントを本文から見つけます
そのポイントをつなぎ合わせていくと、必ず答えにたどりつけると思います。

また、要旨をふまえて自分の意見を書く作文問題が例年必ず出題されています。
作文を書くときは、ただの感想文にならないよう注意してください
それだけだと文字数も全然足りず、言いたいことも伝わりません。
問われていることに対し、自分の体験談などをつなげて、具体的に文章が書けるようになっておきましょう。
そして、練習で書いてみたら必ず誰かに読んでもらってください。自分では分からなかったところがいろいろ見えてくることが非常に多くあります。

大問5 古典と現代文の融合問題 合計25点

大問5は古典と現代文の融合問題。出題される古典は、随筆や和歌が多い傾向があります。
対談形式の問題は発言の役割を問われることが多いため、繰り返し読んで話の流れをしっかり意識しましょう。

古典は現代語訳が与えられるため特徴もつかみやすく、そこまで難易度は高くありません。
古典文法の問題など焦らず解けるように基本的な用語など勉強しておきましょう。

まとめ

都立高校入試の国語は、まず漢字の読み書きが毎年必ず出題されており、難易度はそこまで高くないため、基本的な漢字はしっかり覚えておきましょう。
文章問題もしっかりポイントをおさえて問題を解く練習をしていれば必ず点数に繋がるはずです。

そして、なんと言っても200字の作文が難しいように思いますが、これはむしろ得点源です。
作文の問題は決まった正解がないため、ちゃんと題材にあった内容が書けていれば点数が得られます。

時間がかかる方もいるかもしれませんが、過去問を解いてみるときに試験時間の50分を意識して、他の問題との時間配分も考えておくと良いでしょう。

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