【中学1年生】歴史 古代国家の始まり
邪馬台国と大和政権
日本は紀元前後ごろ「倭(わ)」と呼ばれており、多くの小国が分立している状態でした。
このころ、九州北部にあった奴国(なこく)の王が漢に使いを送り、漢の皇帝から「漢委奴国王(かんのなのわのこくおう)」と刻まれている金印を授かりました。
3世紀ごろには、かの有名な卑弥呼と言う女王が誕生し、約30国を従えて「邪馬台国」を形成しました。
これは歴史書の魏志倭人伝(ぎしわじんでん)に示されていたそうです。
また、現在の大阪や奈良付近の豪族が連合して作った大和政権があります。
大和国家の政府を大和朝廷といい、その王は「大王(おおきみ)」と呼ばれていたそうです。
古墳と渡来人
大王や豪族は当時その強い権力から巨大な墓が作られていました。これを「古墳」と言います。
特に有名なのは「前方後円墳」と言う独特の形をしている種類の墓です。
古墳の上や周りには埴輪(はにわ)と言う土製の品が置かれていたそうです。
この時代は古墳時代とも呼ばれています。
また、このころ渡来人(とらいじん)から中国や朝鮮から技術や学問が伝えられたそうです。
まとめ
少しずつ日本の勢いが増してきていますね。
小さな国々をまとめ始め、渡来人により漢字や儒教、仏教などが伝わったのもこの時代だそうです。
ここまで読んでくださりありがとうございます。
これを読んでくれた方が少しでも歴史に興味を持ってくれたらうれしいです!