上手く目標を立てるには
自由に使える時間がたくさんあったら
2020年3月4日現在、感染症対策として学校が急にお休みになっているところも多いと思います。
また、それがなくても、春休みというのは長さのわりに宿題・課題は少なくて、時間の余裕があることが多いです。
自由になる時間がたくさんあるときに、まず勉強!となるお子さまは少ないと思います。好きなこと、楽しいことの方に目が向くのは当然です。大切なのは、その量をどのくらいにするか決めることです。
そして同時に、勉強や運動などの「やるべきこと」についても適切な目標を設定することが大切です。
「最大値」と「最小値」を決める
画一的な目標を立てると、どうしても「それを達成できたか・できなかったか」の二択になってしまいます。あと少し、というところまできているのに達成できないと、お子様のやる気もそがれますし、保護者様もどうしても叱りたくなってしまいます。
ですから、目標は「最低限ここまで」というものと、「最大でここまで」というものを設定し、幅を持たせてみましょう。
ポイントは「最低限ここまで」のラインをかなり緩く設定することです。調子が悪い日が続いても、クリアできるくらいにすること。
目標が達成できなかったことでストレスをためすぎると、だんだんと「目標を達成しよう」とする意欲そのものが失われていきます。
お子さまが、小さいながらも成功体験を積み重ねていけるような目標設定をしていきましょう。