【国語】 2021年千葉県立高校受験(後期)  入試問題分析と対策

【国語】 2021年千葉県立高校受験(後期)  入試問題分析と対策

千葉県立高校入試後期日程の分析、国語編です。

平均点推移

平成31年度 59.5点
平成30年度 55.7点
平成29年度 67.2点
平成28年度 56.7点
平成27年度 55.9点

千葉県立後期高校入試国語です。
国語は過去10年間、毎年ほぼ変わらず同じで、聞き取り問題、漢字の読み書き、小説文、説明文、古文漢文を含んだ問題、140字作文と、バランスよく全ジャンルから問題が構成されています。
平均点は平成29年度を除いては、大体50点台後半でまとまっています。大体の年度において、前期よりも後期の方が点が高くなる傾向にあるようです。

大問1 聞き取り問題 4問×3点

大問1は、千葉県の国語の大きな特徴である聞き取り問題です。4問×3点の年と、3点×4問の年がありますが、いずれにせよ大問1に12点が配されています。
例年、試験開始後すぐに聞き取り問題用の音声が流されます。放送問題にかかる時間は10分程度で、話し合い形式の会話を聞いて答える形式が続いています。
英語のリスニング問題よりも放送される文が長いので、メモを取りながら聞く習慣があると正答率は上がります。また、会話表現内に倒置法や二重否定などが含まれている事も多いので、最後まできちんと聞いてから解答することが大切です。
聞き取り問題は例年正答率がとても高く、問題によっては正答率90%以上になります。ここで落とさないように集中して臨みましょう。

大問2 大問3 漢字の読み4問×2点 漢字の書き5問×2点

大問2と大問3は漢字問題です。読みの正答率は前期同様高いです。前期と違うのは、正答率が下がりそうな問題が出にくいことです。2点とはいえ、受験においては大事な2点になりますから、完答できるように練習しておきましょう。
書く方は読みよりは正答率が下がりますが、それでもこちらも前期よりは正答率が上がります。正答率が50%を切る問題は1問あるかないかです。
難しくはありませんが、覚えている漢字の量を急に増やすことはできません。直前になって慌てるよりも、日頃から、隙間時間に熟語を眺めるなどして見慣れておきましょう。

大問4 文学的な文章の読解 23点

小説の登場人物の心情理解などを苦手とする人も多いでしょうが、実は千葉県の問題は説明文よりも小説の方が正答率の高い問題が多くなっています。
特に選択肢の問題は、8割を超える正答率のものが複数問出ています。
記述問題にはどうしても苦手意識がある、というような場合でも、選択肢の問題は取り組むようにしましょう。
解き方は説明文と同じです。「登場人物の心情はどれか」を問われていても、必ず本文中にヒントや答えがあります。それを探すことです。
どんなに難しいと思っても「自分だったらどうするか」という観点からは解かないこと。それが小説の読解で点を取るコツです。

大問5 説明文の読解 24点

文章の内容理解の問題です。基本的には、指示語と言い換えがわかっていれば解答できます。
本を読むのが好きではないので国語の読解は苦手だという人が多いのですが、受験用の試験で点を取るための国語の読解は、読書量とはあまり関係がありません。
指示語の内容や言い換えている表現がわかれば、試験問題は解けてしまうのです。
もちろん、語彙を増やすには読書するのが一番ですし、語彙の多さが国語の力と関係していることは事実です。
しかし、受験直前になると、そこから読書量を増やすわけにもいきません。
その場合には、文を論理的に読むこと、必ず本文の中に答えを探すこと、の二つを徹底していきましょう。
読解問題が苦手な人は、まず小説文よりも説明文で点が取れるように練習するのが良いでしょう。

大問7 古典 13点

古文の問題はさほど長くもなく、問われるものも抜き出しか選択です。
「誰が」「何を」を補いながら追って読めば、さほど時間もかからずに読み切ってこたえられます。
和歌が出ると、正答率は急激に落ちます。1桁になることも珍しくありません。
古文が得意ならそこで稼ぎましょう。逆に、そうでもないならば、和歌がわからなければそこはとばしても構いません。

大問8 条件作文 10点

140字で書くことが求められる作文です。資料が提示され、それを踏まえての一段落構成の文を書くように要求されます。
資料を基に「自分の考えを書く」ことが求められます。試験時間が全体で40分しかなく、また、聞き取り問題でも10分弱の時間がかかっていますので、素早く自分の意見をまとめて書く練習をしておくとよいでしょう。

まとめ

【国語】 2021年千葉県立高校受験(後期)  入試問題分析と対策

これは平成31年度の千葉県立高校後期入試 国語の得点分布です(千葉県教育委員会のサイトより引用)。60点台にピークがある、綺麗な山型になっています。

分布から見ると、よくできたテストだったと言えるでしょう。このテストで50点を下回ってしまったような場合には、国語の基礎から学習を見直す必要がありそうです。

国語の学習はやりにくいところもありますが、ポイントを押さえれば平均点をとることは難しくありません。ただ、入試のための勉強と学校の定期試験のための勉強とがあまり被らないので、どのタイミングでどんな勉強をしていくのかはよく考えて、先生に相談したりしながら学習計画を立てていきましょう。

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