小学校高学年に読ませたい「読書が好きになる本」を塾の先生たちが選んで紹介します
おじいさんのランプ
- 著:新美 南吉
- 絵:小林 与志
- 出版社:偕成社
あらすじ
表題作のほか「ごんごろ鐘」「最後の胡弓ひき」「牛をつないだつばきの木」「鳥右ェ門諸国をめぐる」など、民芸品的な美しさと親しみぶかさを感じさせる南吉童話の代表作10編を収録。
おすすめポイント
おじいさんのランプは子どもが見つけたランプにまつわる話をおじいさんが語って聞かせるお話です。
新美南吉の独特の世界観で小学生くらいのお子さまが読むとどう思うのでしょう。
私はとても優しい気持ちになりました。
小学生には是非読んで見てもらいたいです。
「ごんぎつね」の作者として有名な新美南吉ですが、他の作品も是非読んでいただきたいです。
この本は新美南吉の「おじいさんのランプ」のほか、「百姓の足、坊さんの足」「最後の胡弓き」「鳥右ェ門諸国をめぐる」なども収録されており、一つ一つのお話がおもしろく読み応えがあります。
イラストも少しレトロな感じで当時の世界観がより伝わってきます。
ぜひ多くの人々にオススメしたい一冊です。