
試験前には睡眠時間を確保しなければ、というのはよく聞く話だと思います。
実際、脳を働かせるためには睡眠はとても重要です。
しかし、緊張したり不安があったりして、どうしても眠れないということもあります。
受験前、試験前のお子さまがなかなか寝付けない時にはどうさせるのがよいのでしょうか。
光る画面を見せない
スマホやパソコンの光が脳を休む状態にさせにくいということが知られています。
できれば、就寝の2時間ほど前から、なるべく光る画面を見ないようにさせてください。これは、入眠だけでなく、睡眠の質にもかかわってきます。

身体を内部から温める
人間が寝付きやすいのは、身体の深部体温が下がっていくときです。
この時に入眠すると質の良い眠りが得られるといわれています。
入浴の際にしっかりと湯船につかって身体を温め、上がってから30分から1時間後頃、少しずつ深部体温が下がってくるときに就寝できるように調整できると寝付きやすくなります。
また、入浴時間で調整ができない時には、温かい飲み物で体内の温度を一時的に上げるのも有効です。その際にはカフェイン等の含まれていない、胃に刺激の少ない飲み物を選びましょう。眠れない夜にホットミルクや白湯などが良いといわれるのは、理由のないことではないのです。

それでもどうしても眠れなかったら
どうしても寝付けないということもあります。
その場合でも、布団に入り、手足を伸ばして(大の字に寝るのが最も良いと言われています)深呼吸を繰り返すことで、脳を睡眠時と同じ程度に休めることが出来ます。ゆっくりと息を吸って体中に酸素を行き渡らせ、ゆっくりと体中の息を吐くイメージで呼吸することに集中すること。これを繰り返しているうちに眠れるようならば尚いいですし、眠れなくても脳と身体は十分に休めます。
眠ろうと焦るのではなく、布団の中で深呼吸をするのだと考えてください。
勉強のコツをつかむためには

勉強は要領よく、コツをつかめばできるようになるとはよく言われます。しかし、それを工夫しながらお子さまが自分で見つけるのは大変です。
勉強のコツを教わり、それを身に付けるための勉強を自分でするのが、効率よく勉強ができるようになる近道です。
一日の勉強時間はどのくらい?

中学生の平均勉強時間(平日)
【質問】学校の授業時間以外に,普段(月~金曜日),1日当たりどれくらいの時間,勉強をしますか?
| 勉強時間 | 割合 | 累積割合 |
| 3時間以上 | 10.2 | 10.2 |
| 2時間以上3時間未満 | 25.3 35.5 | 35.5 |
| 1時間以上2時間未満 | 34.2 | 69.7 |
| 30分以上1時間未満 | 17.2 | 86.9 |
| 30分未満 | 8.2 | 95.1 |
| まったくしない | 4.8 | 99.9 |
出典:文部科学省「平成29年度全国学力・学習状況調査(生徒質問紙)」
累積割合が100%とならないのは未回答があるため
3時間以上という人が10.2%。10人に1人(30人学級ならクラスで3人)は平日に一日平均3時間勉強しているということです。
2時間以上3時間未満が25.3%なので4人に1人ぐらい。
2時間以上ということだと35.5%、3人に1人以上となります。 塾に通っていると、これぐらいはあたり前かもしれませんが、塾に通っていないで自宅で独学のみだと、ここまで勉強するのは大変かもしれません。
部活で忙しい人の場合、週末にまとめて勉強するというパターンもあるかもしれません。そこで、休日の一日平均勉強時間も調べてみました。
中学生の平均勉強時間(休日)
| 勉強時間 | 割合 | 累積割合 |
| 4時間以上 | 6.1 | 6.1 |
| 3時間以上4時間未満 | 12.3 | 18.4 |
| 2時間以上3時間未満 | 24.1 | 42.5 |
| 1時間以上2時間未満 | 27.4 | 69.9 |
| 1時間未満 | 20.1 | 90.0 |
| まったくしない | 9.8 | 99.8+ |
出典:文部科学省「平成26年度全国学力・学習状況調査(生徒質問紙)」
累積割合が100%とならないのは未回答があるため
4時間以上という人が6.2%。 一日平均なので土日で8時間以上という計算になります。
3時間以上4時間未満の人が12.3%。ここまでであわせて18.4%なので、およそ5~6人に1人が3時間以上(土日で6時間以上)勉強していることになります。
ちなみに、「まったくしない」という人の割合は平日が4.8%、休日で9.8%。 やはり学校以外では勉強していないという人はかなりの少数派のようです。
つづいて小学生も見てみましょう。
小学6年生の平均勉強時間(平日)
| 勉強時間 | 割合 |
| 4時間以上 | 11.5 |
| 3時間以上4時間未満 | 14.7 |
| 2時間以上3時間未満 | 36.0 |
| 1時間以上2時間未満 | 25.0 |
| 1時間未満 | 9.4 |
| まったくしない | 3.2 |
出典:文部科学省「平成26年度全国学力・学習状況調査(生徒質問紙)」
累積割合が100%とならないのは未回答があるため
5人に3人以上が平日、毎日2時間以上勉強しています。
小学6年生の平均勉強時間(休日)
| 勉強時間 | 割合 |
| 4時間以上 | 6.7 |
| 3時間以上4時間未満 | 5.2 |
| 2時間以上3時間未満 | 12.6 |
| 1時間以上2時間未満 | 31.7 |
| 1時間未満 | 33.1 |
| まったくしない | 10.5 |
出典:文部科学省「平成26年度全国学力・学習状況調査(生徒質問紙)」
累積割合が100%とならないのは未回答があるため
4人に1人が、土日に4時間以上勉強しています。
予想よりも多いと思った方が多いのではありませんか?
では、どうやって勉強時間を確保していけばいいのでしょうか?
時間はたくさんあるはずなのに、だらだらしてしまってはかどらない、というようなことがよく起きます。
学年別学習目的
学年や目標によって目的は変わってきます。目的例を見てみましょう。
●中学3年生における目的の例
・志望校の出題傾向に合わせた予想問題や過去問を解きたい、又は、解説を受けたい
・模試を受けて現在の合格率を把握したり本番の雰囲気に慣れたい
・苦手な科目でも最低限のラインまで点数を出せるようにしたい
●中学1年生・2年生における目的の例
・1学期、2学期の復習をしたい、又は、3学期の予習をしたい
・学年末試験(後期期末テスト)に備えたい
・まわりよりも一足早く受験対策を始めたい
●小学生、中学受験の対策
・難関私立中学の出題傾向に合わせた対策をしたい
・公立中高一貫校の適性検査対策をしたい
・正月も集中できる環境で勉強したい
●小学校の授業の予習・補習・復習
・3学期、新学年の授業内容を先取りして学びたい
・1学期、2学期の授業内容を復習したい
・冬休みのうちに苦手な科目を克服したい
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