
臨時休校

新型コロナウイルスの感染拡大を受け、小中高校などが全国一斉の休校を実施してから5週間近く経とうとしています。臨時休校をGW明けまで延長する自治体も出てくる中、子どもたちは家で勉強する際にどんなことに気をつければよいのでしょうか?
今回はやってはいけない勉強法をお伝えしていきます。
やってはいけない勉強法


どんなに時間をかけて勉強しても、やり方を間違えれば「ムダ」になります。
さまざまな生徒(中学生)たちの勉強を見てきて、その中にはサボっているわけでもなく、かなりの時間を勉強しているのに、成績が悪いお子さまがいました。
そんなお子さまに共通するのが、これからご紹介する「やってはいけない危険な勉強法」をやっていたことでした。
教科書をまとめる勉強法
危険な勉強法の筆頭は「教科書まとめ勉強」です。この勉強法の危険なところは、しっかりと成果が出るお子さまもいるところです。そのためか、この勉強法をオススメする学校の先生が一定数いらっしゃるのも、また事実ですが、実は95%強の子どもたちは、この勉強法で成果を出せません。一見誰もができそうにみえて、実はとても高度な勉強法だからです。
教科書まとめ勉強で行われている作業は、①教科書を読んで理解し、②脳内で要点を整理して、③ノートに要点を再配置する、というものです。
こんな高度な勉強、ちゃんとやれるのは学年で常時上位5%に入れる生徒ぐらいでしょう。つまり、95%強の生徒は、要点がどこかわからず、要点整理も要点の再配置もできず、ただの教科書丸写しをすることになります。
さらにいけないのは、この勉強では”がんばった風なきれいなノート”ができ上がってしまうところです。多くの子はこれで、さらに勘違いします。
「ノートにまとめることを通して、頭の中に勉強内容を入れることが目的」なのに、いつのまにか、「きれいなノートを完成させることが目的」にすりかわってしまうからです。
また、この勉強法はとにかく時間がかかります。さほど勉強時間を確保していない子がまとめ勉強に取り組むと、ただでさえ少ない勉強時間のため、問題演習にほとんど時間が割けず、テスト結果がかなり悲惨なものになります。誰が何といおうと、この勉強はやめておきましょう。
調べて埋める勉強法
教科書を横に置き、問題集の1問1問を調べてすべて埋めていくという方法をとっている生徒がいます。この作業の最中には、脳がほぼ動いていません。ただの「教科書答え探しゲーム」「穴埋め語句探しゲーム」になってしまっています。
この勉強風をしたお子さまに、すぐにその問題集を再度やらせてみても、全然できません。わからない問題を調べるのと、すべての問題を調べて埋めるのは、まったく別の作業です。
この勉強をするお子さまを見たならば、手をつかんで止め、「覚えるなら覚える。解くなら解く。混ぜない!」と伝えてあげてください。「覚える勉強」と「解く勉強」は混ぜてはいけません。危険です。
ながめ勉強法
ここで言う「ながめ勉強」というのは、教科書を読み続けるだけの勉強法です。勉強時にペンを握らずに「見る」だけで、テスト本番を迎えてしまうのです。
この勉強法では、覚えるべき内容が頭の中に入ったのかどうか、本人も含めて誰にも判断ができません。ながめて覚えるだけですべてが解決するならば、世の中に問題集もノートも存在しないでしょう。解決しないから存在するのです。理解の浅いところは実際に書いて問題を解いてみないと、炙り出てきません。
「見て覚える勉強」と「問題を解く勉強」は必ずセットにしてください。
ながら勉強法
テストの最中にも音楽は聞けません。「ここ一番!」の勝負のときに、再現できない環境での勉強には何の意味がないどころか、もはや害悪でしかありません。ちなみに、テレビを見ながらとか、スマホを触りながらとか、視覚を奪われる「ながら勉強」は論外です。
書きまくる勉強法
書いて覚えるというのは、漢字や英単語などを覚える際の基本ですので、これ自体は否定しませんが、「bus」のような5回も書けば(見るだけでも)、覚えることができる英単語を30回も書いていたら、ただの時間と労力のムダです。少ない回数で覚えてしまうことを目指してください!
まとめ
やってはいけない勉強法についてお伝えしてきました。成績が上がらない危険な勉強法をここで確認して、くれぐれもお子さまが取り組まぬように気をつけていただければと思います。
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