
新学期が始まり、2が月が経とうとしているなかで、学校での志望校調査など、受験についてのことを考える時間が出てきます。志望校を決める際に、「家から近いから」「友達が行くから」「制服がかわいいから」「親に言われたから」などなど、たくさんの条件が頭の中に浮かぶと思いますが、志望校選択で最も重要なのは自分に合った「偏差値」の学校を選ぶことだと思います。
では、その最も重要な偏差値とはいったい何なのでしょうか。
偏差値=全体の中の自分の位置
結論から先に言いますと、偏差値というのは同じテストを受けた集団の中での自分の位置が平均からどれだけ離れているかを数値化したものです。
基本的には、平均よりも自分の点数が高ければ偏差値は50を上回り、平均よりも低ければ50を下回ります。また、得点のばらつきによっても偏差値は変動します。
例えば、1学期のテストの平均点が60点で自分の点数が70点であれば、偏差値は50を上回ります。しかし、2学期になって、自分の点数が50点になってしまったとしても、平均点が40点であれば偏差値は50を上回るという仕組みになっています。
テストの点数よりも、偏差値の方が大切だという事をよく耳にしますが、このように問題の難易度によって平均点が変わってくるので、相対的な判断が出来る偏差値を参考にした方が良い、という事なのです。

同じ偏差値50でも違う
先ほども紹介した通り、偏差値というのは同じテストを受けた集団の中での自分の位置を表すものです。
従って、茨城県立高校に対応しているの模試を受けて偏差値50という結果になったからと言って、他の都道府県の偏差値50の高校に必ず受かるのかと言ったら、都道府県によって入試試験の難易度が違いますので、受かるとも言い切れません。
あくまで、同じテストを受けることが前提で意味を成す数値なのです。
自分の偏差値を知る
学校の定期テストと各都道府県の入試問題は全く異なっているので、まずは自分の偏差値を知るために、各都道府県に対応した模試を受けることをお勧めします。それも、その模試を受ける集団の母数が多いものを受けるべきです。
大学の偏差値
「高校の偏差値-(5~10)=大学の偏差値」
これは一般的に高校や予備校、塾などで言われていることです。
たとえば偏差値50の大学に受かった生徒が通っていた高校の平均偏差値は55~60と言われています。
今のご時世を考えると、ほとんどの中学生が高校受験をし、高校に進学します。
高校入試は通知表がオール5の生徒からオール1の生徒まで幅広い受験生が受けることになります。
しかし、大学の一般入試になるとどうでしょうか。大雑把に言うと、偏差値50以下の高校生は一般入試を受けずに、推薦入試、AO入試を受ける、または専門学校や就職など、大学進学以外の選択肢を取ることが多いです。つまり、大学入試はそもそもの前提として、高校の偏差値が50程度以上の生徒と戦っていくことになるわけです。さらにいうと、中高一貫校で高校入試を受験していない生徒や、浪人生なども含まれて行くことになります。そのため、「高校の偏差値-(5~10)=大学の偏差値」となってしまうわけです。
もちろん、高校の偏差値が50だからと言って偏差値60の大学に受からないのか、というとそんなことは全くありません。私の身近にも偏差値52の高校から偏差値60以上の大学に行ったという人は少なくありません。
少し厳しい現実の話をしてしまいましたが、重く受け止めずに、精一杯力を出し切って勉強していただければと思います。

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