中学校1年生の理科、地学分野では火山や地震について学習します。
光や音の単元に比べると覚えやすい、という印象を持つお子様が多い一方で、覚えることが多くて大変、という声もよく聞きます。
理科をすべて暗記する科目にしてしまうと、それはそれは大変です。理科の勉強をうまく進めるコツは、理屈がつけられるところは理屈で覚えること!(理科に限った話ではありませんが)
では、火山と岩石についてはどのように理屈づけられるのでしょうか?
鉱物の特徴を覚える
この単元でまず最初に覚えるべきなのは、鉱物の特徴です。
鉱物とは何なのか?教科書を開いてみましょう。資料集でもいいです。
石英、長石、黒雲母などが写真付きで出ていると思います。
これらが鉱物。岩石の成分です。
そして覚えるべき鉱物の特徴は、色と粘り気の強さです。

ポイントは石英
石英は無色の鉱物で、粘り気がとても強いです。
岩石が熱で溶けた状態のものがマグマですが、粘り気が強いマグマは、なかなか爆発できない分、爆発するときには激しいものになります。
つまり、石英が多く含まれるマグマを持つ火山ほど、爆発は激しくなりますし、そこから出てくる岩石は白っぽくなります。
逆に、石英の含有量が少なく、相対的に黒雲母やカンラン石などの有色鉱物が多いと、マグマは粘り気が少なくさらさらと流れるようになるので、爆発は比較的穏やかで、出てくる岩石は黒っぽくなります。
結晶の大きさは、冷えるスピードによる
これは岩石に限った話ではありません。化学分野でもよく出てくる問題ですが、大きな結晶を作ろうと思ったら、ゆっくりと冷やすことが必要です。
なので、等粒状組織(=大きな結晶のみで構成されている)は、ゆっくりと冷えてできた岩石です。対照的に斑状組織(=結晶になれなかった成分がある)は、比較的早く冷えてできた岩石です。

そしてマグマは、地表に近い浅いところにあるほど速く冷えます。
つまり、等粒状組織の岩石は地下の深いところで、斑状組織の岩石は地表近くの浅いところでできた、と結論付けることが出来るわけです。
このあたりのことを関連付けて覚えておくと、暗記する項目を減らすことが出来ます。なるべく暗記量を減らすように紐づけていくのが理科の勉強のコツです。
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