
どうしてKUMON(くもん)から塾へ移る人が続出しているのか?
徹底した反復練習は、すばらしいくもん式(公文式)の指導方針は個人的には好きです。
徹底した「反復練習」によって、基礎的な学力を身につけさせる。
今のお子さまは、地味な「反復練習」が足りないと感じているので、くもん式(公文式)で鍛えられているのは良いことだという思いがありました。
機械的に解いている

確かに「計算」は早いのですが、「機械的に解いている」というか、「なぜそうなるのか?」という、本質的な部分を考えずにただ「できている」だけのような印象を受けました。
なので、「一見すると複雑な」計算問題で、ちょっと工夫すれば計算しやすくなるような問題を解かせると、複雑なままで解いていき、ミスをして間違えることがあります。
転石苔(コケ)生えず

「先に進める」ことを重視するあまり、その学年でしっかりと身に付けておくべきことが意外に身についていなかったりします。
例えば、小学生のお子さまで、くもん式(公文式)でどこまで習ったか聞いてみたら「因数分解」まで進んだ、との答えでした。「因数分解」は、中3で習う内容です。
単元を終了ではなく、修了させることが大事だと私は考えます。
自ら考える力を

くもん式(公文式)で育ったお子さまは「AI」みたいな印象を受けます。
「こうやりなさい」という指示を与えればきちんと作動するが、「自分で考えて対応しなさい」と言うと、途端に思考停止に陥ってしまう。
「基礎」を鍛えることは重要ですが、そればかりに固執するあまりに、お子さまの発想を奪っているのかもしれないと感じます。
知的好奇心

くもん式(公文式)は有効な学習法ではあると思います。
しかし、くもん式(公文式)だけに期待しすぎるのは
少し危ないような感じもしています。公文式(くもん式)で身につけた土台を元にして「なぜ?」と考えさせる、お子さまの知的好奇心を刺激するような働きかけも同時に必要なのではないかと思います。
くもん式(公文式)は中学受験の弊害になる?

結論から言うと、弊害にはなりません。基礎力をつけることは大事です。
しかし、基礎力をつけることと中学受験はまったくの別物です。
例えば、小学生のうちから算数の単元をどんどん進んで、中学生で習う「連立方程式」や「二次方程式」が解けるようになったとしても、中学受験には全く関係がありません。中学受験には「連立方程式」や「二次方程式」は出てきません。
中学受験では解き方を知っていれば解ける問題などほとんど出ないからです。
もし、くもん式(公文式)に通っていて中学受験を考えるなら、転塾のタイミングの時期は来ます。
中学受験塾に切り替えるタイミング

小学校低学年で学習習慣を身につけた上での、タイミングという意味では小学4年生がベストです。
中学受験においては解き方のパターンをたくさんの覚えて、問題文で与えられている条件を見つけ出し整理して、隠れている条件を発見して、沢山覚えた解き方のパターンに結びつけないと問題が解けないようになっています。
中学受験塾では小学校4年生から本格的に中学受験の方法論に入っていきます。
なので、中学受験勉強に入るタイミングの小学4年生が切り替えのタイミングとしては望ましいと言えます。
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